the-film’s blog

映像関係の仕事をしています。そんな私が、勉強として始めました。よかったらみてください。

ナミヤ雑貨店の奇蹟

見る前

ナミヤ雑貨店に奇蹟を見るぞー

主演は山田くんで、相変わらず綺麗な顔してるし、西田敏行さんも釣りバカ以外出てないから見てみよーっと

東野圭吾が原作だからミステリーでちょっと怖い感じかな

でも宣伝では東野圭吾史上No. 1に泣けるって言ってたからなー

どんな話なんだろう

楽しみ楽しみ!!!

 

見た後

まず、泣けはしないな

良くできていて複雑な構造になってはいるけど、どこで泣くのかいまいちわからなかった。おまけに主役の山田君があんまり存在感がないというか、下手というか、役のイメージが統一されてないんじゃないかと感じた。主演の山田君より前半に少し登場した林君の方がインパクト強かったなー!

でもやっぱ主役を出来るのがジャニーズなんだよなー

ジャニーズって凄いよな力が

プロデューサーにちゃっかりシェリーさん入ってたし

なんか今度中国でも同じ話でリメイクされるらしいぞー

西田さんの役をジャッキーチェンがやって山田君の役をどっかに若い中国人がやるらしい。

それも見てみっか

姿三四郎 感想

姿三四郎

これはあの日本を代表する黒澤明監督のデビュー作で大きなヒットとなった歴史的作品だ。黒澤監督が33歳の時に監督した作品で新人監督に贈られる山中貞雄賞を受賞した。

原作は富田常雄の書いた小説であり、黒澤監督はこの時脚本も担当している。

 

原作

富田常雄による原作。当時は戦時下にあり、初めて映像化された時は娯楽として受け入れられ大ヒットした。

主人公は実在の人物をモデルにしており、歴史上の人物、例えば谷干城伊藤博文などが登場する。

 

映画

監督脚本は黒澤明で主演は戦前を代表する映画スターの大河内傳次郎である。

また、黒澤映画に多数出演することになる藤田進やもとタカラジェンヌで日本的な顔立ちで人気を博した轟夕起子などが出演している。

 

監督

メガホンを取ったのは言わずと知れた日本を代表する巨匠監督の黒澤明だ。この姿三四郎が彼にとってのデビュー作となり、一躍監督としての知名度を上げる作品となる。

このデビュー作の姿三四郎は黒澤監督が33の時に上映されており東宝による配給であった。

当時の東宝は今と違い、監督を新卒採用していた。黒澤も東宝に新卒で社員として入社して助監督としてキャリアを積んだ。当時の東宝の入社倍率は100倍を超えており入社するだけでも相当な狭き門だったことが伺える。

 

役者

主役は当時の時代劇スターの大河内傳次郎で日活で活躍していた。日活時代にも沢山のヒット作を世に送り出したが東宝に移籍した後は現代劇にも出演するようになり活躍の場を広げた。

 

感想

率直に言うと、そこまでは面白くない。しかし、芸術映画とはこう言うものをいうのではないかと感じた。やはり21世紀の時代を生きている我々にとっては白黒映像はやはり見にくいし、セリフも字幕なしではわからないくらい音も良くない。おまけに俳優さんもほとんどの俳優さんが大声で叫んでいるように見え、舞台を見ている良いうだった。おそらく今ほど音響も良くなく臨場感を出すためのあえての黒沢監督の演出であったかもしれないが、友達の映画監督志望の子がこれをやったら「なんでそうやったん?」と聞いてしまうだろう。

主役の大河内 傳次郎も我々には全く親しみのない人であるし、お芝居も良くわからなかった。

 

黒澤明 #姿三四郎 #映画 #邦画